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雪国の越後湯沢日記 |
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□ '03/05/下 小説「雪国」の越後湯沢 (新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢) 私の誕生日祝いを、家族でしてくれると言うありがたいお話しがあり、私の希望で、越後湯沢で催す事にして貰いました。そして、母も誘って、今まで殆ど無かった、三世代揃っての観光、温泉旅行に出掛けました。 関越道の越後湯沢ICで降り、国道17号を通って、越後湯沢駅の方に向かいました。 ここで記念写真をパチリ。でも、これ、ここに在る謂われが分からず、残念でした。 新幹線の高架下をくぐると、旧17号の越後湯沢町の温泉街に抜け、雪国の生活が感じられる風情のある通りに出ました。 温泉通りに面している、越後湯沢町歴史民俗資料館「雪国館」に入りました。 雪国ならではの文化や暮らしぶり、小説「雪国」にまるわる絵画・資料など、川端康成の特別展示室、『雪国』の展示コーナー、松栄姐さんが住んだ置屋を再現した「駒子の間」などが特設されていました。![]() 松栄さんのスキー姿の写真があり、この時代にあって、彼女の飛翔ぶりが伺え、 小説のイメージとはちと違って、今で言うナウイ女性であった事が分かります。 「雪国」越後湯沢の生活の、季節の移り変わりがジオラマ風に展示されていて、湯沢町の歴史や文学資料など、越後湯沢町の情報が満載でした。 越後湯沢を知るには、本当は冬に訪れるべきなんでしょう。しかし、例年3メートルもの積雪があるのだとかで、実際には車では厳しいですよネ。 でも、積雪した越後湯沢では、生活道路を確保するための設備があり、作業が行われいて、雪国ならではの遊びや風習もあり、それも見るのが「雪国」の観光なのでは、と思われ、冬に再訪の挑戦をしてみょうか、と思いました。 「高半」は高台にあって眺望が素晴らしく、川端康成はここがとても気に入り、ここを舞台にして、小説「雪国」を書いたのだとか。 昭和 9年から 12年の 3年間に渡り、川端康成が滞在し、執筆した「かすみの間」が、当時のまま保存されています。川端ファンならずとも、必見です! 他、「雪国」の世界の展示室があり、川端康成直筆の「雪国」の書き出しの色紙もありました。 また、恋仲になった松栄さんが、宿の人に隠れ息を潜めたと言う小さな控えの間があり、当時のやりとりを彷彿とさせてくれます。
池部良、岸恵子他の映画化された「雪国」に係わる資料が満載で興味が尽きません。越後湯沢での雪の中の撮影現場を、川端康成が訪れた時の写真、記事があり、 「雪国」の映画化に、並々ならぬ関心を持っていた事が分かります。 また映画「雪国」のビデオが放映されてて、女性陣は見入ってしまい中々席を立とうとしません。 ![]() ![]() 山間の時間は早く、もう薄暗く夕方になり、子供達が、東京から新幹線で来る事になっており、迎えに、急ぎ越後湯沢駅に行きました。 子供達を拾い、越後湯沢の温泉ホテルに宿泊し、その夜は、私の誕生日祝いの夕食会をして貰い、家族一同から、祝福を受けました。 翌日は、子供達も「雪国」を見たいと言うので、已む無く、再度、歴史民俗資料館、文学資料館を、訪れました。 歴史民俗資料館の前では、穴から顔を出すと、俄か島村、駒子になれるボードがあり、家内は嫌がったので夫婦では実現しませんでしたが、子供達は遊び心いっぱいで、 てらいも無く並んで立ち、写真をパチリ、息子と娘が、イキナリ主人公に!です。^^ まだ色々と記念碑があったのですが、時間切れで、心残りながら越後湯沢を後にしました。 「雪国」の「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」という冒頭は、近代文学の中でも有名な書き出しの一つですが、この作品が生まれた背景に、清水トンネル貫通による上越線全通という事実があった事は、注目すべき点です。 上越国境の谷川連峰の地下を貫通する清水トンネルは、完工まで十年を要した大事業だったとか。 その完成で上越線が全通したのは昭和6年で、湯沢が新潟県の新たな入り口となり、それまで長野経由の信越線で新潟県に入っていた東京からの旅行者は、トンネルを抜けると、いきなり雪国の景観を目にする事となり、冒頭の書き出しは、旅行者の実感であったのです。 川端康成の越後湯沢への来遊は、このトンネル完工後間もない昭和9年6月で、もし、清水トンネルの完工が遅くなっていたら、「雪国」はどうなってたのでしょうか。 湯沢といえば、なんといってもお湯どころで、公営の温泉公衆浴場が6ケ所もあります。 宿にあるこの共同浴場は、小説「雪国」の駒子にちなんだ温泉とあって、風情は満点です。ゆったりと湯に浸り思いを馳せれば、心は小説の世界へ、です。 行楽のお帰りに、気軽にお立ち出来る、お得な"外湯めぐり券"もあります。 ・湯沢温泉 雪国の宿 高半 川端康成が滞在した「かすみの間」が保存されています。 |
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